クロスバイク通勤を5年以上続けていますが良いところもあれば悪いところもあります。満員電車で疲れてしまうくらいなら多少長距離であっても自転車通勤をしたほうが精神的にも肉体的にもラクなこともあります。
クロスバイクしゃなくてシティーサイクルいわゆるママチャリや折り畳み自転車だとダメなの?なんて考えもありますがこれは個人の判断になりますがぼくは折り畳み自転車でも問題ないと考えています。
クロスバイク通勤のメリットは何よりも早いってところですしデメリットは自転車を漕ぐ必要があるから疲れるってところです。また雨の日は最悪な気持ちになります。
そんなクロスバイクのメリットとデメリットをそれぞれ書いて見たいとおもいますのでクロスバイクを含む自転車で通勤をしようか考えている人にとって少しでも役に立てば嬉しいです。
そもそもクロスバイクってどんな自転車なの?
最初にクロスバイクについて書いておきます。
良い写真がなかったのですがこれが普通の自転車です。シティーサイクルやママチャリなんて呼ばれていますね。
カゴやライトが最初からついているし泥除けも盗難防止の鍵も標準装備です。自転車と駐輪させるスタンドももちろん標準装備です。
自転車に最初から当然のように装備されているこれらのものがスポーツサイクルと呼ばれるクロスバイクやロードバイクにはついていません。後付けしないといけません。
ぼくは最初にクロスバイクを購入した時に何もついていなかったのでビックリしました。
上記の写真がロードバイクで下の写真がクロスバイクです。
ロードバイクとクロスバイクの違いはたくさんあるのですが簡単に書いてしまえばロードバイクの方がより本格的です。ハンドルもくねっと曲がっていてより前傾姿勢でスピードが出るようになっていたり車体に使用されている素材が違ったりします。
ぼくが通勤で使用しているのはクロスバイクです。
最後は折り畳み自転車です。
これは写真のように小さく折り畳むことが可能です。
ぼくの家では妻がこの折り畳み自転車を乗っています。ちなみに折り畳むことはありません。雨の日はこの折り畳み自転車で通勤をしています。
クロスバイク通勤のメリットを5つ紹介します。
長くなりましたが自転車の違いがわかったところでクロスバイク通勤のメリットを紹介しておきます。
最初に前提条件。ぼくはこんな感じでクロスバイク通勤をしています。
- 使用しているのはクロスバイク。
- 雨の日は折り畳み自転車が公共交通機関
- 職場まで5キロ以上10キロ未満
- 職場に専用の駐輪場はない。みんなと一緒で野ざらし。
- 職場まで極端な坂道はない。基本的には平坦。
それではメリットを書いて見ます。クロスバイク通勤にして良かったこと。メリット。クロスバイク通勤をして良かったことは5つあります。5つしかないのか…。
- 憂鬱な満員電車に乗らなくてOK
- バスや車より速い
- 強制的に運動する時間が確保できる
- 運動することで健康になり体重が2kg減った
- 季節を感じることができる
それではひとつひとつ書いていきます。
通勤の公共交通機関は満員で疲れてしまう
首都圏で働いている人なら通勤時間帯の公共交通機関はどれも満員で疲れてしまいますよね。ぼくは品川駅まで通勤していた時期もありましたがとても疲れました。
職場について仕事をするどころではありません。まず休憩が必要です。それが自転車で通勤するようにしてから解消されました。
朝の通勤ラッシュの山手線は本当に疲れます。
クロスバイクなら車やバイクよりも通勤時間が短いです
朝の通勤時間帯は大きな幹線道路や駅前は混雑します。信号も多いので車やバスは以外と時間がかかります。
クロスバイクなら渋滞になることもないので車やバスよりも早く職場に到着します。ぼくは5km以上の通勤距離ですが20分ちょっとで到着します。
同じ距離を車だと30分くらい必要です。バスだと45分くらい。混雑していなければ車の方が早いですけどね。
通勤時間が短いのは正義ですね。
運動する時間は大事ですね
強制的に運動する時間が確保できる事は30歳を超えたサラリーマンにとっては非常に大事なことです。大人になると趣味で運動している人以外は全く運動をしなくなります。
仕事も事務職だし。趣味もこうやってブログを書くことだし。
健康診断の結果が良くなりました。再検査も不要です。
運動することで血液の循環も良くなるし、汗をかくことで新陳代謝が良くなりました。体臭や口臭もなくなります。やっぱ運動するのは大事なんだと実感しました。
それに、風邪もひかなくなったような気がします。ちょっとのことで体調不良になっていたのがウソのようです。ごはんも美味しく感じるようになりました。
あとは良く寝るようになった。
30歳を超えたあたりから睡眠が浅いような気がしていました。おしっこに起きたり、夜更かししたのに朝起きてしまうとか。これが無くなってぐっすり眠ることが出来るのは嬉しいです。
体重が2kg減った。
ダイエット効果に関してはあまり期待していなかったので素直に嬉しいです。ごはんの量は増えているのに体重は減っています。たぶん筋肉も増えていると思います。
まぁ当然と言えば当然です。健康に気を使って運動をしてご飯を食べれば普通は痩せていきます。今までが不健康な生活をしていただけですね。
おまけ的な効果ですが体重が減るのは嬉しいです。
季節を感じることができる
これも外の空気を吸う時間が増えたことで実感していることです。
サラリーマンで同じような毎日を過ごしているとあっという間に年月がすぎていきます。ちょっと前まで暑かったのに気がついたら冬だ。みたいなことです。
クロスバイク通勤をしてから外の空気や匂いなどで細かい変化にも敏感になりました。20歳なら感じなかったことも30歳をすぎると感傷的になります。
クロスバイク通勤のデメリットを5つ紹介します。
もちろんメリットがあればデメリットもあります。
最初にデメリットを書いておくと
- 無理をすると筋肉痛になる。おしり痛い
- 通勤途中のパンクなどのトラブルが自己責任
- 盗難のリスク。防犯対策はバッチリしましょう
- 突然の雨。雨はとても困ります。
- 寒くて暑い。着替えはしっかりと
こんな感じになります。
最初のうちは筋肉痛になる。
最初の頃は足とか腕とかおしりとか様々な場所が筋肉痛になりました。
普段から運動不足でしたからね。これはもう仕方ないです。少しづつ体を慣らしていくしかありません。ギターで【Fコード】がおさえられないようなもんです。慣れれば問題ない。
しかし、いきなりクロスバイク通勤で筋肉痛だらけで仕事に支障があるのも問題ですね。ぼくは最初の頃は休日に練習していました。スピードも格段に違いますからね。
今は平気です。休日に職場以上の距離を走っても問題ありません。人間の体ってちゃんと適応能力があるんですよ。すごい。
通勤途中のタイヤのパンクに注意
過去に1度経験しました。マジでビビります。
通勤中のパンクは困ります。場合によっては遅刻するかもしれません。タイヤがパンクしたので遅刻します。というのはあまりいい印象はないです。
クロスバイクのタイヤって細いんですよ。ママチャリ(シティサイクル)と違います。パンクの修理キットを常備していても素人には修理することが難しかったりします。
ましてや仕事の通勤中ですからね。対処法としてはパンク修理キットを常備しておくこと。パンクをしないようタイヤ交換こまめにすること。できるだけ舗装されたきれな道を走行することを心がけるしかないです。
ちなみにぼくは修理キットを持って通勤していません。結構場所取りますし、そもそも慣れていないので通勤途中にパンクしたら結局遅刻します。
なので、通勤途中にパンクしないようにタイヤ交換をこまめにしています。本当は空気入れのいらないタイヤにしたかったのですが、店員さんに重いのでやめた方がいいと言われたので断念しました。
いつか挑戦してみたいと思っています。
関連記事:タンナスノーパンクタイヤ クロスバイクで空気入れ不要で嬉しい
防犯対策が大変。盗難には注意しましょう
クロスバイクなど高級な自転車は盗難の被害も多いです。あっという間になくなるらしいです。可能性をゼロにするのは難しいですが、出来る限りの対策は必要です。
それなりに高い買い物なので盗難にあったら困ります。もう一回買おう!!なんて気軽に言えません。自宅でも盗難のリスクはありますし、職場の駐輪場でも注意が必要です。それにちょっと立ち寄ったコンビニとかも危険です。
そのため、ぼくは鍵を二つ使っています。そして出来る限り地球ロック(電柱や柵など地面とくっついているものとつなぐこと)しています。
防犯対策は「これはめんどくさい」と思わせることが大事ですからね。それだけで確率は大幅に下がるらしいです。なのでなるべく太くて頑丈そうなのを用意したほうがいいです。重いけど。
通勤中の急な雨に注意。雨対策だけはしっかりした方がいいですね
クロスバイクは基本的に泥除けがついていませんので雨が降って道路が濡れるともう最悪です。背中が泥だらけになります。悲しい。泥除けをつければいいのですが。
最初から雨なら諦めて公共交通機関や車で通勤するのでいいのですが、途中から降ってくるのは困るんですよね。カッパも持っていませんからねぇ。
泥除け&雨具で対応する人もいるでしょうが、雨の日の運転は要注意です。マンホールはすべるしパンツも濡れる。クロスバイク にも悪いです。
ぼくはカッパだけは良いものを購入しました。
関連記事:雨の日のクロスバイク通勤に必要なもの?雨具など買ったものはこれ!
クロスバイク通勤は暑くて寒いので着るものは考えましょう。
夏は暑いし冬は寒いのがクロスバイク通勤です。バイク通勤なら冬は寒いですが夏は自転車よりは暑くないです。
こればっかりは職場の更衣室やエアコン環境で対応するしかないです。特に暑い夏は汗対策をしっかりとしないといけません。
ぼくは職場の横にあるコンビニで10分程度涼んでから職場に行ったりしていました。おかげで店長と仲良くなりました。
本日のまとめ
通勤でクロスバイクを利用する場合に思いつくメリットとデメリットを書きました。
まぁ、無理をせず長く続けられる事が大事です。自転車以外でも良いので運動は行った方が良いですよ。あとは保険にも入っておいてくださいね。