契約している医療保険の契約更新の案内が自宅に届きました。昨年で契約解除しようとしていたのですが、妻を説得できず契約を更新しました。
医療保険ってそんなに必要でしょうかね?今日はそんな医療保険について書いてみたいと思います。
医療保険って本当に必要?公的医療保険制度の中身知ってる?
日本の健康保険制度(国民皆保険)をはじめ、公的な保証制度はとても良く出来ています。この中身を知っている人は医療保険が必要か理解していると思います。
僕が知っているだけでこんなにあります。
- 医療費を抑えることができる高額療養費制度(限度額適用認定証)
- 病気やケガで収入が途絶えたら傷病手当金
- 交通事故の被害者なら自賠責保険
- 仕事中の病気ケガなら労災保険
- 介護状態になると介護保険から補償があり
- 家族が介護状態になった時は介護休業制度
- 障害者になった時は障害年金と医療費助成(マル障)
- 万が一の時は遺族年金
- 子供出産には出産手当金と出産育児一時金
- 子供の育児で休む時は育児休業給付
- 子供の病気ケガには医療費助成制度
- 母(父)子家庭にはさらに手厚い保証があります
きっと知らないだけで他にも制度があります。全部の内容を詳細に説明できる人は、たぶんいません。
そもそも医療保険って何を保証する保険なの?保険の種類ってどれくらいあるの?
医療保険は医療保険と言うくらいなので、「治療を目的とした病気・ケガで病院にかかった時の費用を保障する保険」です。保険と言っていますが様々な保険があります。
- 医療保険
- 生命保険(死亡保険)
- がん保険
- 学資保険
- 個人年金保険
- 傷害保険
これくらいですかね。
僕が医療保険が不要と考える理由。
上記に書いた通り、公的な保証制度だけでもたくさんあります。その中で医療保険は弱いんですよね。
医療費は自己負担があります。70歳までは3割です。そして高額療養費制度(限度額適用認定証)で医療費の上限も決まっています。
つまり、自分が何かケガや病気をして入院手術を行ったとしても、一般的な所得の場合医療費の月額は上限の85,000円程度になります。どんな手術をしても入院をしても85,000円以上を支払う必要はないのです。
ある程度の貯金がある人は保険に加入する必要はありません。
そして、大事なのがここです。
「医療保険の毎月支払う金額に対して実際に使用する金額が低すぎる」これは、それぞれの補償内容を比べるしかないのですが、保険と言う割には内容が乏しいのかなと思います。
医療保険に加入しているからといって医療費が全額補えるわけではないですからね。
場合によっては入院を証明する書類(診断書)を病院に書いてもらう金額の方が高いなんてこともさえもあるかもしれませんよ。
自分がどのくらいの契約でどのくらいの金額をもらえるのか計算してみると良いですね。