散歩していると敷地内に電柱がある家を見ることがありますよね。基本的に電柱は道路に立っているのですが電線の都合からか敷地内にあることも多くあります。最近の住宅地であれば電柱自体が存在しないスマートタウンも出てきました。
で、ぼくも家を買ったのですが敷地内に電柱が立っているんですよ!自分の敷地内に電柱が立っている事なんてあるの?この不動産(土地)って大丈夫?と思いました。
夫婦の実家や友人宅にも敷地内に電柱があるところなんて無いと思い込んでいましたが、よくよく観察していると私有地に電柱が立っている事が多くあります。
なので今日は敷地内に電柱があるとどうなるの?なんかメリットはあるの?という疑問点を書いておきます。
まずは結論から。敷地内(私有地)の電柱は年間1500円がもらえるよ。
これは年間1500円です。月間ではありません。やっす!!
気持ち程度の金額になります。なので、後から自分の土地に電柱を立てても良いですか?って依頼があったら断ります。ぼくは中古戸建を購入した時についていたので仕方ありませんでした。最初から設置済み。
年間1500円。月間125円。安いな…。
まぁ仕方ありませんね。
この料金については電気通信事業法施行令別表第一で定めらているので全国で統一されています。各電力会社のHPにも掲載されています。
電気通信事業法施行令別表第一:http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=360CO0000000075&openerCode=1
- 1870円 田
- 1730円 畑
- 1500円 宅地
- 215円 山林など
中部電力のHPにありました。うちはNTTの電柱でしたが同じ値段でした。
電柱の所有者はNTTや電力会社の可能性が高いです。
うちの場合はNTTの電柱でした。
不動産屋もよくわかっていなかったのでいろいろなところで調べました。最初は東京電力に電話して確認しました。それなりに優しく対応してくれました。待たされたけど。そうしたら東京電力の電柱ではなくてNTTの電柱であることがわかりました。
道路に立っている電柱はそれぞれ所有者が違うので確認する作業が必要です。可能性としては
- NTT
- 電力会社
- 国や市
- 自治会
等があるみたいです。基本的には「NTT」「電力会社」が設置しているみたいです。
なのでNTT電柱管理会社に電話しました。そうしたら後日自宅まで訪問して確認と契約書を書いてもらうという事でしたのでお願いしました。
確認作業は簡単です。あっという間に終わりました。
当日はNTTのおじさんがやってきて簡単な確認作業を行い、持っていた用紙(委任状?)に記載をして完了です。金額は3年分(4500円)を振り込みで払ってくれるそうです。
NTTのおじさんが帰った後に気が付いたんですが、前所有者も3年ごとにお金をもらっていたといしたら年数計算がおかしいんですよね…。
自分がもらう4500円は前払いの3年分なので、2016年から2018年分になります。
まぁ微々たる金額なので細かい計算はしないのかもしれません。仮に自分が半年後に引越ししても日割りで返金する必要はないと思います。NTTのおじさんや不動産屋からも説明はありませんでした。
本日のまとめ。
敷地内(私有地)の電柱にある場合はお金がもらえます。
少ない金額ですが何も手続きしていない場合はやった方が良いですよ。年間1500円もらえます。
3年後には何もなければ自動的に振込されるみたいです。