太陽光パネル付き中古物件は超お得。4kwの売電価格はどのくらいになるの?

30代のお金について

太陽光パネル付き中古物件 を購入しました。 屋根についている太陽光パネルは4kwのものです。 別に太陽光パネルがついている物件を狙っていたわけじゃないんですが結果的に太陽光パネル付きの物件になりました。

中古物件についている太陽光パネルってどうなの? そしていくらくらいで売電できるの? 新しい太陽光パネルを設置したほうがいいの? 壊れたらどうしたらいいの? などなどたくさんの疑問がありました。

太陽光パネルの情報はあまりないんですよね。 新規で設置するための情報はあふれています。 需要と供給。 広告と売上。

不動産屋さんも不動産については詳しいですが建物設備については詳しくありません。 個人ブログなどの情報も少ないので最初は不安でした。

なので今日はそんな太陽光パネル付き中古物件を購入して2年が経過したので書いておきたいと思います。 結論から書いておけば太陽光パネルは年間平均で10,000円/月くらいの売電価格になっています。

太陽光パネル付き中古物件 はお買い得!!

太陽光パネルはまだまだ設置費用が高いです。 1KWhあたり40万円くらいします。 4KWhの太陽光パネルが設置されていますので現在なら160万円くらい必要らしいです。 たっけー。 これでも少しは安くなっているらしいですけどね。

でも、中古物件の場合は設備料金についてはあまり加味されません。坪単価+住宅価格を考えると他の中古物件より高い!!なんて事はありませんでした。中古物件なのでさまざなな要因で金額が決定されるためですね。

太陽光パネルとエコキュートもありましたが近隣相場との明確な違いはありませんでした。 つまり、中古物件に関していえば設備に対する価格は関係ないようなものですね。 築浅で太陽光パネルとオール電化の物件はあまり市場に出回らないですけど。

築浅の太陽光パネル付き中古物件は金銭的なメリットは大きいと考えました。

関連記事:中古の戸建ての値引き交渉。2割引きで購入できるのか?

中古物件の手続き方法はめんどくさい

これあまり書いているサイトがないので苦労しました。

中古物件を購入した時の太陽光パネルの所有者変更は面倒でした。大変!!

基本的に全部が難しすぎるんですよ!!!!!

中古物件なので不動産屋も全所有者も前本的にはノータッチです。 しかも前所有者も購入した時によくわかっていなかったので書類などもありませんでした。

売電するための東京電力に電話した時にいろいろ教えてくれました。 やさしい。 そこからなんやかんやあって売電がスタートしました。最近は手続きを代行してくれる会社もあるので書類手続きとか苦手!って人はお金払ってでも代行してもらう価値があります。

それくらいめんどくさいです。

太陽光パネルの売電価格はどのくらい?2年間平均では月々1万円くらい。

これが嬉しい事に毎月平均すると10000円以上の売電価格になっています。 うれしい!!

余剰電力買取制度という買取制度のため実際の売電価格は家庭の電力使用状況や電力プランによっても大きな違いになります。

[aside type=”warning”]余剰電力買取制度:自宅で発電した電気を自宅で使用します。そこで余った電力のみを売電する仕組みです。[/aside]

家には発電量と使用量と売電量がわかるパネルが設置されています。 下記の写真であれば

発電1.4kw – 消費0.1kw = 売電1.3kw

となります。

太陽光パネル付き中古物件

夏は日が長いので売電量も増えます。夏は月に2万円近い売電価格になることもあります。 逆に冬は1万円を下回ることもあります。 これは上記で説明した余剰電力買取制度に関係しています。

妻は専業主婦なので家にいる時間が圧倒的に長いです。 ペットもいるのでエアコンを多く使用しますが夏場の方が使用量が少ないんですよね。 暖房機器の方が電力を多く使うからです。陽が短いので電気もつけます。

春から秋にかけては毎月300KWh以上売電しています。 実際に使用するのは100KWhくらいなので電気代は0円以下で生活している事になります。つまりプラスになっているってこと。

あまりエコとか地球環境とか詳しくはありませんが、 自分が使用している電気より発電(売電)している電気の方が多いのは良いことしている感じがしています。

実際の売電価格&発力量一覧をのせておきます。

2016年4月から2016年8月分になります。

新築物件で太陽光パネルを設置するのはあまりメリットがないと思う。

今から太陽光パネルを設置してもぼくと同じような金額にはなりません。 買取単価が違いますので要注意。

上記の画像の購入金額の下の方に「買取単価42円」と書いてあります。 これは国が太陽光パネルを推奨していた2010年くらいまでの価格になります。 2018年現在は26円になります。 2019年に24円になります。 すっくな! 半分近くになっていますね。

[aside type=”normal”]売電価格は下降線ですが、 太陽光パネルの性能は向上しており値段も安くなっているのでトータルでは大きな差はない可能性もあります。[/aside]

あくまで可能性の話です。 太陽光パネルを販売している会社のセールストークになっているので信じるか信じないかはあなた次第!!

ぼくの家で売電単価が20円違うと多い月だと8000円くらい違ってきますので地味に大きいですね。 以下は経済産業省の調達価格等算定委員会からもらってきました。

新築物件に200万円近い金額をかけて太陽光パネルを設置する必要性はあまり感じません。 太陽光パネルを設置したらエコキュートと合わせて買わされるかもしれません。そうしたら300万円近くの出費になります。

200万円を売電価格でペイするには月10000円なら200ヶ月必要ですからね。 設置した太陽光パネルが15年以上にわたり故障もなく安定的に稼働してくれる可能性はどうなんでしょうね。

設置費用が100万円以下ならメリットがあるのかもしれませんけど。

本日のまとめ

  • 太陽光パネルの売電は月平均すると1万円以上になっている。
  • これは中古物件だから買取単価42円となっている。
  • 新しく太陽光パネルを設置しても半分くらいの買取単価になる。2018年は24円。
  • しかしいいパネルも開発されているのでトータル利益は以前と変わらない。
  • あと3年でうちの買取価格も減ってしまいます。
  • 自分で設置すると高コストなので中古物件についているのは狙い目です。

【ホームインスペクション】中古住宅購入したので住宅診断やったよ。

 

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