中古物件の値引き 交渉ができるの?2割引きで購入は可能なの?

30代のお金について

中古物件の値引き はできるのか検証しましょう!

不動産は不安定な相場で成り立っているので価格はあってないようなものです。ぼくなら5万円でも欲しくない物件でも他の人からしたら1億円でも欲しいなんてこともあり得るわけです。

もちろんその逆もあり得ます。ぼくなら1億円でも欲しい物件でも他人からしたら10万円でもいらない。

これは極端な例ですけどね。

中古物件に限らず不動産は普通のサラリーマンにとって一生に一度の高価な買い物です。どうせなら徹底的に調べていろんな条件を加味して買いたいですよね。

掲載されている価格は不動産屋と売主が決めているので基本的には相場通りです。相場から大きく乖離している金額で売っている不動産はあまり無いです。

中には相場より高い物件もあれば安い物件もあります。ここが不動産の面白いところなんでしょうけどね。

なので、今回は 中古物件の値引き 交渉ができるのか考えてみました。

不動産は高い買い物なので、できることなら安く買いたいものです。中古物件は表示価格から2割引きで購入できるのでしょうか?

中古物件の値引き 交渉は可能!に限らず不動産は値引きが可能です。正直者は馬鹿を見ます。

最初に結論から書いておきます。まぁ、家を見学に行ったことがある人なら常識でしょうね。

「オープンハウス」や「完成見学会」みたいな案内を見つけたら見学してみます。自分が買えないような物件も見学は無料です。すると設備についてもわかってきます。お風呂やキッチンなどの水回りは住宅の値段を大きく左右されます。

新築の建売も多く見学するのですが少しでも興味を示したら、ほぼ100%の確率で営業マンが値引きの話をしてきます。「今月中に契約なら200万円値引きします。」とか「決算なので決めてくれるなら200万円値引きします」などです。

販売価格なんてあって無いようなものですよね。しかも、金額が大きいのでインパクトも違いますね。200万円とか簡単に言いますけど車買えますからね。家具代100万円分プレゼントなんて言うのもありました。

なので僕は考えました。

3000万円の物件を3000万円で買うことはないんです。

では、中古戸建は何割引きが出来るのか検証してみましょう。

困った時のGoogle先生に聞いてみました。

中古物件は概ね5%~10%くらいが相場のようですね。中古の物件は戸建て・マンションに関係なく売主は個人の事が多いため、あまりに大きな金額は値引きできない(しない)ようです。

確かに自分が物件を売る立場で考えたら、2000万円で売りに出したのに200万円値引きしてくださいと言われたら良い気分ではありません。20%だったら400万円。個人で400万円は大きいですからね。車が買ます。

3000万円なら600万円引き。

でもね。逆に人気のない物件や、販売を急いでいる物件は値引き交渉が可能です。中古物件は売主が個人なのです。個人間で合意が出来れば50%引きだって可能です。

中古の戸建て2割引きで価格交渉してみました。

いくつかの理由が重なったので、狙っていた地域で売りに出ている中古戸建を2割引きで交渉してみました。

2割引きと言えば2000万円の物件でも400万円の値引きです。あまりに大きな値引きですよね。きっと無理だとみんなは言うと思いますが、ぼくには勝算があったので2割引きで申し込みしました。

勝算については以下の通りです。

  • 販売後開始から時間が経過している
  • 売主が現金化を急いでいる
  • ホームインスペクションで瑕疵を発見した
  • 駐車場がちょっとせまい

住所としては良い場所です。相場でも問題ない価格でした。でも、駐車場が狭いのは問題になる人がたくさんいます。大型車は不可能ですのでそれだけで敬遠する人もいるでしょうね。

ぼくたちは軽自動車しか乗らない予定なので大きな問題ではありません。ぼくは自転車で通勤ですしね。

またホームインスペクション住宅診断でそれなりにリフォームが必要な瑕疵を発見したのが大きな値引き材料になりました。この部分を直すと○○○万円必要です。だから○○○万円は値引きが必要です。もしくはリフォームしてからの引き渡しをしてほしい。とハッキリ伝えました。

関連記事:【ホームインスペクション】中古住宅購入したので住宅診断やったよ。

最高の物件!と言うわけではありませんが、2割引きなら相場より大幅に安いですので土地の値段のみで築浅の物件を手に入れるようなものです。今後の売却を検討した時も購入価格とそんなに変わらない価格で売却できると考えています。

2割引きは売主の事を考えると申し訳ないですが回答はどうなりますかね?不動産屋に対してこちらの希望を伝えるのは悪い事ではありません。人生で何回も購入するものではありませんので納得する形で進むと良いですね。

結果は15パーセント引きで購入できました。本日のまとめ。

20パーセント引きまでは売主との交渉ができませんでしたが最終的に15パーセント引きで決定しました。

2000万円で売りに出ている物件を20パーセント引きの1600万円で購入しますなんていうのは、売主の気持ちを考えると申し訳ないような気もしますがそのくらいの価格が適正だと判断しましたので言いました。

最終的には15パーセントで決定です。

この値引きした分はリフォーム代に回しました。予定よりも大きなリフォームができたので満足です。

不動産は気持ちが入ってくる取引になりますので、うまい立ち位置で取引を優位に進めることができれば大きな値引きも可能です。

まぁ今回のような事例はレアケースなのかもしれませんね。良い物件は値引き交渉なんてしているうちに他のお客さんが買ってしまうかもしれません。

なので、この値段ならOKと考えるクセをつけておくだけでも見学方法が変わってきます。

良い物件が見つかるといいですね。

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