住んでいる地域の自治会の役員になりました。世話人です。
自治会って回覧板とかやっている組織でしょ?お祭りでお酒飲んでいるおじいちゃんの集まりでしょ?なんて思っていました。
しかし実際に自治会の一員として活動をするようになると近所付き合いや交流など普通に生活しているだけでは得られないような情報や体験をすることができました。
なので今日は自治会や町内会の役員世話人について話を書いておきたいと思います。
世話人になったきっかけ。町内会長が自宅にやってきた
あれは秋も深まり冬を感じるようになってきたある日、インターホンの履歴に知らない年寄り(失礼)2人が残っていました。もちろん誰だか知らないの無視ですw
次の週末にも同じ人たちがインターホンを鳴らしました。その日は自宅にいたので出ました。そうしたら、その知らない年寄りは町内会長でした。
町内会長が自宅にくるなんてびっくり。
町内会の役員の選出は町内会長が足を使ってお願いしている。って事実にびっくりしました。町内会長がわざわざ自宅にやってくる。いろいろ言ってくる。
まだ若いので忙しいとは思うとか、町内会の行事のこととか。早い話が4月で役員交代の時期になるので町内会役員の世話人としてやってほしい。という事でした。
任期は基本的には2年。それまでに毎月の定例会議や行事のスタッフとしてあれやこれやと働くらしい。もちろん報酬はなし。町内会費でイベント時に飲み食いできるくらい。
町内会の役員の世話人の仕事内容。
今まで気にしたことありませんでしたが、買い物をするときなど家の表札の近くに「〇〇地区会長」とか「〇〇町 班長」とか書いてある看板があるじゃないですか。
僕の住んでいる町は自治会が割と機能していると感じました。組織図を掲載できればいいんですがそうもいかないので文字で説明します。
僕が住んでいるのは市役所の下に20くらいの地域に分割した町内会があります。その町内会を更に分割した班があります。簡単な図で書くとこんな感じ。
ちなみに、班は回覧板をまわす集合体のことを言います。
やっていることはお祭りなど地域イベントの催事の企画運営や回覧板の配布など自治を運営する全てです。町内会費だけでなく赤い羽根などの募金も集めたりします。
日曜の朝から地域大清掃なんてのもあります。
基本的には町内会長がトップにいるので世話人はその補佐を行うことになります。道具を用意したり会計をしたり書記をしたりします。
ぼくは若くてパソコンが使えるので会計係りになりました。町内会費などを集計して経費分を計算します。
大変かもしれませんがやってみることにしました。
僕が引っ越した場所は妻が育った地域です。妻が卒業した小学校と中学校に子供も通うことになります。お祭りなどで母校に入れる喜びはあるみたい。
でも僕はまったくの別の地域の人間なので地域の行事やイベントに疎いのです。せっかく引っ越してきたし、長いことお世話になる町なので最初に世話人として町内会の役員をやっておくことはいいチャンスだと考えることにしました。
仕事も落ち着いている時期だしいいかなと。
5年後に誘われていたら断っていたかもしれません。5年後になると30代の後半になります。すると仕事も忙しくなってくるハズですし、子育ても忙しくなっているハズです。
今ならいい時期なのではと思いました。どうせこの地域に住んでいる限りはいつか回ってくるのですから、昔やりました。と忙しい時期に断れる状況をつくっておけるのはアドバンテージです。
世話人の任期は2年間なのでその間は頑張ろうと思います。
町内会自治会の役員。世話人を2年間行なった感想。追記!
祝日がイベント毎などで潰れることも多くみんなやったほうがいいよ!最高!なんて言えませんが、それでもやってよかったなぁなんて感じます。
スーパーの店長やコンビニの店長とも顔見知に慣れたし、地元の地主さんたちとも仲良くなれました。ご近所さんともしっかりと連携が取れるようになりました。
一つ言えることは、自治会の人だけじゃなく地域住民の協力があってお祭りなどの祭事は成り立っていることを強く認識しました。
祭事があれば準備するために多大な労力が必要になります。それを経験と人脈でスムーズにしていくことはとてもすごいことだと思っています。
そのやり方が古いとか、それなら祭事なんてやらなければいい。なんて意見もありますがまぁそれは別問題として。
なので、祭りの時に飲んでばっかりいるのが自治会だ!なんて思わなくなりましたし、むしろ高齢者なのにしっかり働いて飲んで食って凄いなあと思うようになりました。
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